簡単スッキリ!5分でわかる!「酵素」とは?

もはや定着した「酵素」ブーム

ここ数年、薬局や本や、電車の社内広告などで「酵素」という言葉を目にする事が増えています。サプリなどに使われている言葉なので、なんとなく「体にいいんだろうなぁ…」とはわかると思いますが、実際にどういうもので、なにが体にいいのか。ちゃんと知っている人はじつは少なかったりします。ここでは、その「酵素」とは一体何なのかを簡単に説明します。

 

酵素は栄養素の一つ

酵素とは、ざっくり言ってしまえば栄養素の一種です。一般的に栄養素といえば、タンパク質やビタミン、糖質などをイメージすると思いますが、酵素はその仲間と思っていただいて構いません。実は酵素が注目されたのは1985年と比較的最近ですが、現在までに既に13000種類の酵素があるとわかっていて、アメリカの医学界ではとても注目を集めています。

 

酵素の重要な働き

酵素の働きは実はまだ完全に解明されていませんが大まかにわけると、人間の体外にある「外部酵素」、体内に最初から存在する「内部酵素」の2種類があります。そして、その働きは2つあります。

参考:鶴見クリニック

 

消化

まず重要な機能として、「栄養を取り込む」手助けをしてくれるものと言われています。食事をしたとしても、酵素がなければそれを体内に栄養として取り込むことができません。

例えば炭水化物なら、口から入った食物はアミラーゼ → マルターゼ → ブドウ糖 と分解されて体内に吸収されます。そしてこの成分の変化には、その都度、違う酵素が働いているんです。

つまりよく聞く言葉で言えば、「消化」を手助けしてくれます。この消化酵素の働きが悪いと、便秘になったり、下痢になったりと、体調を崩す可能性があります。

 

代謝

酵素は栄養を取り込むだけではありません。取り込んだ栄養を、今度は生きるために必要なエネルギーや物質に変換してくれます。例えば食べ物から取った栄養素を使って血液を作ったり、皮膚や爪、髪を作ったりしてくれます。

これらの代謝酵素が足りなかったり、動きが鈍いと、疲れが残りやすくなったり、免疫が落ちて病気になりやすくなったり、老化が進んだりと大変です。

また健康だけでなく美容の面では、新陳代謝が鈍り、むくみがでたり、脂肪が燃えにくく太りやすくなったりと、良いことがありません。

 

内部酵素の数には限りがある。外部酵素を取り入れよう

人間が生まれたばかりのときは、老人の数百倍の酵素が体内にあると言われています。しかし年齢を重ねると段々とその数は減少してしまいます。そのため、自分の酵素生産能力を上回る酵素を消費する生活を続けると、すぐに「酵素不足」な状態になってしまいます。

逆に言えば、生きた酵素たっぷりの食生活を続けていれば、体内の消化酵素を節約し、減少するスピードを遅らせることができると考えられています。美しく健康に長生きするには、酵素はとても重要な存在です。

 

外部酵素の効率的な取り込み方

食物酵素は、肉類や魚介類、野菜や果物などに含まれます。しかしこれらを48度以上に加熱すると、酵素の働きが失われるため、酵素を摂るためには生で食べる必要があります。ですが当然肉類を生で食べるのは細菌・食中毒の面からはおすすめできません。また、魚介類も火を通さない調理方法はお刺身ぐらいですので、毎日食べるものでもありません。ですので、結局は酵素を取るためにはサラダやスムージーなどで、生野菜をそのまま食べるのが一般的です。

 

酵素ドリンク・酵素サプリメントは必須ではない

ここまで読めばわかったと思いますが、酵素ドリンクやサプリを飲まなければ酵素を取れないわけではありません。毎食たっぷりの野菜サラダを食べたり、スムージーを飲むなどすればそれで充分に酵素を補給できます。

しかし、なかなか毎食きちんとした食事をするのは難しいし、値段や手間もかかりがちです。酵素ドリンクやサプリはできるだけお金をかけずに酵素をしっかり摂取するのには最適な方法です。

しっかり酵素を摂取して内部酵素を節約し、代謝を上げ、ダイエットやアンチエイジングのために健康的な食生活を送りましょう!