かつて世界中の美食家をうならせた伝説のレストランの裏側に密着し、2011年の閉店直前に公開されたドキュメント映画「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」をご存じでしょうか?

カリスマシェフであるフェラン・アドリアが料理長を務め、45席しかないシートに毎年200万件の予約希望が殺到した、スペインの三つ星レストラン「エル・ブジ」(ブリとも発音)。

1997年ミシュラン三つ星、2002年世界ベストレストラン50の第1位に。

世界で最も革新的と言われたエルブジでは、あらゆる新しい調理方法が発明された。

エスプーマとはスペイン語で「泡」のこと。フェランが、サイフォンを使い、食品に亜酸化窒素ガス(N2O)を添加することで「空気のように軽い泡」の料理を作り話題に。
それが今でこそ、あらゆるレストランで使われるようになった調理器具“エスプーマ”だ。
この画期的な発想は、すぐにスペイン各地に、そしてヨーロッパ、アメリカ、日本にも伝わり、フェランの調理法が世界中を駆け巡った。

]そして2011年7月30日、エルブジ最後のディナーは1人100万円という高値になりながらも、世界中から予約が殺到し、話題に。

そんなエルブジがあるスペインにいち早く渡り、フェランに師事した日本人がいる。フェランが来日すると通訳として同行するほどフェランからの信頼も厚い料理人こそ、南麻布「山田チカラ」の山田チカラシェフである。

チカラシェフは「修行当時、固定観念を捨てて『とにかく試せ』と言われた」といい、あらゆる豆を使った豆腐作りに挑んだことも。そして最も影響を受けたのは、プレゼンテーションの大切さだという。

そんなフェラン閉店から12年たった今、山田チカラシェフが雅食倶楽部spoona会員様のためだけに特別ディナーをご用意。

チカラシェフ曰く、「私がエルブジに居た1999年~2002年までの料理の中から、そのまま提供する計20品です。伝説のエルブジメモリー、エルブジオマージュといった特別コースをお楽しみください」という。

1席100万円の価値があったエルブジ料理の思い出を、カウンターにて、今、山田チカラシェフが再現してくれる、なんとも贅沢で特別な一夜。お申し込みお待ちしてます!


【概要】
日時:4月9日(日)18:00 完売御礼/ 4月15日(土)19:00 残席わずか!
金額:29,000円(税込31,900円)
※別途ドリンク代当日現金でお願いいたします。
定員:7名