名店『赤坂璃宮』の譚 彦彬シェフによる超希少食材を使った”伝説の宴”が11月24日に再び開催されることが決まった!
今年3月に行われた第1回の”陸の幸”編では、コブラ、仔鳩などの希少食材が使われたが、今回は譚シェフの長年のキャリアで培った独自の人脈を生かして調達した「海の幸」が振る舞われることになった。既に大きな目玉として3つの”超希少食材”が準備されている。
目玉のひとつ、ナポレオンフィッシュとは、譚シェフ曰く広東料理の本場・香港では最高級な魚だという。「食感はコロッとしていて弾力がある。ハタの仲間だけど、クエに近くて身がしっかりしていて美味しいんだよ! 」と食材としての価値に太鼓判を押している。尻尾とエンペラはオイスターソース煮込みに。あらはガーリック風味で仕立て上げる予定だという。
メインメニューとなるフカヒレは、今回調達したアサヒ蟹のソースを合わせる。「アサヒ蟹って身も美味しいけど、ソースにすればもっとも美味しくなる。でも、年4、5回しか手に入らないので完全に隠しメニュー。運よく入った時にお客さんに”実は今日入っているんですよ”って言うんだよ」と明かすほど、常に追いかけ続けている希少な蟹だ。
そして3つ目の目玉は、すっぽんだ。沖縄の養殖場に出向き「くさみのない、いいすっぽんが見つかった。レバーと心臓をくれと言ってるんだ」と現在交渉中。すっぽんの甲羅、レバー、心臓は、市場に出る前に薬屋が持って行ってしまうことが多いという。「乾燥して粉末にして薬にしちゃうんです。それを”よこせ”って言って。レバーと心臓はお店でも出したことない。本当に美味しいんだよ」と今回のディナーのためにシェフも本気だ。
冬場といえば中華の花形はナマコ。今回はインドネシア産の巨大なナマコを手に入れると譚シェフは豪語する。作るのは「干した海老の卵とインドネシア産のナマコ煮込み」や「高知のうつぼの煮込み」などを思案中で「珍しい海鮮が入ったらメニューにいれます。当日までのお楽しみ」と開催日直前まで食材選びは続くそう……。
【イベント概要】
開催日:2019年11月24日(日)
開 場:16時45分
開 宴:17時00分
会 場:赤坂璃宮 銀座店
参加費:30,000円(税別)
※ビール付
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